IELTS試験で7.0以上のスコアが必要だと聞いたはいいけど、どのくらい難しいのか分からない?という方も多くいます。またIELTS7.0以上のスコアは6.5の時よりレベルが一気に上がるので、勉強方法に悩んでいる人も多いですね。
この記事では、IELTS7.0の難易度と、どのように勉強してばいいかを説明していきます。
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IELTS 7.0の難易度とレベル感は?
IELTS(International English Language Testing System)で7.0というスコアは、上級者レベルを示します。このスコアは、英語の4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)全てにおいて高度な理解力と表現力を持っていることを意味します。具体的には、以下のような能力が求められます。
- リスニング:日常会話からアカデミックな講義まで、幅広いトピックの内容を理解し、細かい部分まで聞き取る能力。
- リーディング:学術論文や専門的な記事など、複雑な文章を正確に理解し、要点を把握する能力。
- ライティング:明確で構造的な文章を作成し、自分の意見を論理的に展開する能力。
- スピーキング:流暢で自然な英会話ができ、複雑なトピックについても自信を持って話せる能力。
このレベルは、英語圏の大学や大学院での学習、あるいは専門職でのコミュニケーションに必要とされることが多いです。TOEICとの比較では、IELTS7.0はTOEICでおよそ850点から900点程度に相当します。
IELTS 7.0取得に必要な勉強時間と期間
IELTS 7.0を取得するためには、個々の英語力や学習環境により異なりますが、一般的には数百時間の学習が必要とされます。具体的な目安としては以下の通りです。
- 現状の英語力が中級レベル(IELTS 5.5〜6.0相当)の場合:
- 300〜600時間程度の勉強時間が必要。
- 毎日2時間の勉強を継続する場合、約6ヶ月から1年程度。
- 現状の英語力が初級レベル(IELTS 4.0〜5.0相当)の場合:
- 600〜900時間以上の勉強時間が必要。
- 毎日2時間の勉強を継続する場合、約1年から1年半程度。
IELTS 7.0が必要とされる時や求められるケースは?
IELTS7.0は相当難しい試験なのは分かりましたが、このスコアってどんな時に必要とされるんでしょうか?
下記のケースに該当する人は、7.0の取得が必要となってきます。
海外の大学院進学のため
海外の大学院に進学を考えている人は、IELTS7.0のスコアが必要な場合があります。
一般的な海外の大学院では、IELTSスコア6.5が基準となっていますが、難関大学に行きたい場合は7.0が必要となります。
外資系の就職のため
日経企業ではIELTSの認知がされてないところが多いのですが、外資系企業はTOEICよりIELTSの方が高く評価されています。
外資系企業では日本人以外の人とも英語でコミュニケーションをとる必要があるため、IELTSは英語能力を示す1つの指標として考えられてます。
専門職への応募
医療、法律、エンジニアリングなどの専門職において、高い英語力が求められる場合があります。
移民・ビザの申請
カナダ、オーストラリア、イギリスなど、英語圏の国々への移民申請では、IELTS 7.0が求められることがあります。
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IELTS 7.0獲得に必要なセクションごとのスコア
IELTS 7.0を取得するためには、各セクションで平均的に高得点を取る必要があります。具体的には、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各セクションでバランスよくスコアを伸ばすことが重要です。
関連記事:IELTSスコアの仕組み| 留学に必要なスコアは?
リスニング
リスニングセクションでは、複数の話者の会話や講義形式の音声を理解する力が求められます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。
- 様々なアクセントに慣れる:IELTSではイギリス英語だけでなく、アメリカ英語、オーストラリア英語など様々なアクセントが出題されます。
- 詳細な情報を聞き取る:具体的な数字や固有名詞など、細かい情報を正確に聞き取る訓練が必要です。
- ノートテイキングのスキル:重要なポイントを効率よくメモする技術を磨きましょう。
リーディング
リーディングセクションでは、学術的な文章の理解力が試されます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。
- スキミングとスキャニング:時間内に必要な情報を効率的に見つけ出す技術が重要です。
- 語彙力の強化:専門用語や学術的な語彙を理解するための練習が必要です。
- パラフレーズの認識:出題形式に慣れ、文章中の言い換えを見抜く力を養いましょう。
ライティング
ライティングセクションでは、論理的で構造的な文章を作成する能力が求められます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。
- 論理的な構成:明確なイントロダクション、ボディ、結論を含む論理的な構成が重要です。
- 具体例を用いたサポート:自分の意見を具体的な例を使って支持する能力を養いましょう。
- 文法と語彙の正確さ:高度な文法と多様な語彙を正確に使う力が求められます。
スピーキング
スピーキングセクションでは、自然で流暢な英会話能力が試されます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。
- 自然な会話:リラックスして自然な会話をすることが重要です。
- 多様なトピックについて話す:日常的な話題から抽象的なトピックまで、幅広いテーマについて話す練習をしましょう。
- 適切な語彙と文法の使用:適切な語彙と正確な文法を使って、自分の意見を明確に伝える力が必要です。
IELTS7.0取得のための勉強方法
IELTS 7.0を取得するためには、効率的な学習方法と継続的な努力が必要です。各セクションに特化した勉強法を取り入れることで、スコアアップを目指しましょう。
IELTSスピーキングの勉強方法
IELTS7.0のためには、「スピーキングが苦手・・・」とは言ってられません。IELTSのスピーキングの勉強方法は、IELTSの試験管だったネイティブ講師に指導してもらうのがスコアアップの一番の近道です。
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関連記事:IELTS Speaking(スピーキング)対策と勉強方法まとめ
スピーキングセクションでは、流暢で自然な英会話が求められます。以下の方法でスピーキング力を強化しましょう。
- 英語での会話練習:
- 毎日英語で話す機会を作りましょう。言語交換パートナーを見つけたり、オンラインの英会話レッスンを受けたりすることで、実践的なスピーキング練習を行いましょう。
- 模擬面接の実施:
- IELTSのスピーキングセクションに似た形式で模擬面接を行い、試験環境に慣れましょう。自分の話す内容を録音し、後で聞き返して改善点を見つけましょう。
- 多様なトピックについて話す:
- 日常的な話題から抽象的なテーマまで、幅広いトピックについて話す練習をしましょう。IELTSの過去問を参考にしながら、様々な質問に答える練習を行いましょう。
- フィードバックを受ける:
- スピーキング練習を行った後、英語のネイティブスピーカーや専門家からフィードバックを受けましょう。特に、流暢さ、一貫性、発音、語彙の使用についてアドバイスをもらいましょう。
IELTSライティングの勉強方法
IELTSライティングの勉強に関してもスピーキングと同様で、独学でスコアアップを目指すのが難しいセクションとなります。
IELTS7.0を目指す人にとっては、アカデミックライティングでの書き方は習得していると思うので、いかに評価基準に照らし合わせて英文を書く練習をするかによってスコアアップに影響してきます。
関連記事:IELTSのWriting(ライティング)対策と勉強方法とは?
関連記事:IELTSライティングおすすめ添削サービスを徹底比較
ライティングセクションでは、論理的で明確な文章を作成する能力が求められます。以下の方法でライティング力を強化しましょう。
- 毎日のライティング練習:
- 毎日エッセイや短文を書く練習をしましょう。IELTSの過去問やトピックを参考にしながら、時間を測って書くことで試験本番に備えましょう。
- フィードバックを受ける:
- 書いた文章を英語のネイティブスピーカーや専門家にチェックしてもらい、フィードバックを受けましょう。特に、文法や語彙の正確さ、論理的な構成に注意を払いましょう。
- テンプレートを覚える:
- よく使われるエッセイの構成や表現をテンプレートとして覚え、試験中に迅速に使えるようにしましょう。イントロダクション、ボディパラグラフ、結論の基本構成を理解しましょう。
- 文法と語彙の強化:
- 高度な文法構造と多様な語彙を使えるようにするため、文法書や語彙リストを活用しましょう。毎日新しい単語を覚え、それを文章の中で使う練習を行いましょう。
IELTSリーディングの勉強方法
IELTS7.0を取得するにはリーディングモジュールで最低7.0以上は絶対取っておく必要があります。オーバーオールで7.0以上目指すには、できるだけ高いスコアを取っておくのがいいです。
IELTSのリーディングに関しては下記の記事で勉強方法を詳細に書いてますので、ぜひ読んでみてください。
リーディングセクションでは、複雑な文章を短時間で理解する能力が求められます。以下の方法を活用して勉強を進めましょう。
- 毎日の読書習慣をつける:
- 英字新聞(The Guardian, The New York Timesなど)や学術雑誌(Scientific American, The Economistなど)を読む習慣をつけましょう。これにより、幅広いトピックと語彙に触れることができます。
- 過去問を解く:
- IELTSの公式問題集を使用して、過去問を時間内に解く練習をしましょう。実際の試験形式に慣れることが重要です。
- スキミングとスキャニングの技術を磨く:
- スキミング(文章全体をざっと読み、主要なアイデアを把握する)とスキャニング(特定の情報を探す)の技術を練習しましょう。これにより、試験時間内に効率よく情報を取得できます。
- 語彙力の強化:
- 新しい単語やフレーズをノートに書き留め、定期的に復習する習慣をつけましょう。QuizletやAnkiなどのアプリを使って、単語帳を作成すると便利です。
IELTSリスニングの勉強方法
リーディングと同じくIELTSのリスニングでも7.0のためにはスコアを確保しておきたいですね。リスニングの勉強方法についても下記の記事で詳しく説明してますので、対策方法も一緒に勉強してみましょう。
関連記事:IELTSリスニング対策と勉強法まとめ
リスニングセクションでは、多様なアクセントの英語を正確に聞き取る能力が必要です。以下の方法でリスニング力を強化しましょう。
- 英語の音声メディアを活用する:
- 英語のポッドキャスト(例えば、TED Talks, BBC Learning English)、ニュース(CNN, BBC News)を毎日聞く習慣をつけましょう。様々なアクセントやトピックに触れることが重要です。
- 模試を利用する:
- IELTSの公式模試を定期的に行い、試験形式や出題傾向に慣れましょう。リスニングセクションの練習を行う際は、実際の試験環境を再現することを心がけましょう。
- シャドーイング練習:
- 英語の音声を聞きながら、同時に発音を真似するシャドーイング練習を行いましょう。これにより、リスニング力と発音の両方を鍛えることができます。
- ノートテイキングの技術を習得する:
- リスニング中に重要な情報をメモする技術を身につけましょう。キーワードやフレーズを素早く書き留める練習を日常的に行いましょう。
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IELTS7.0を取得するための対策
IELTS7.0取得する為に必要な対策やコツを紹介していきます。
まずは自分の現在のスコアを把握する
IELTSを受験したことない人がいきなり7.0を目指すのは無謀過ぎるので、6.0ぐらいをまずは目標としましょう。
既にIELTS6.0以上のスコアがある人は、最新ののスコアが現在の自分の実力だと理解して対策する必要があります。
IELTSの採点基準から改善点を見つける
IELTSのライティングとスピーキングで7.0を取得するには、それぞれのセクションで設けられている採点基準を理解しておく必要があります。
その基準の中で、何が足りていないかを客観的に判断して、改善点を見つけるのが7.0への近道です。
しかし、自分で客観的に判断するのは非常に難しいので、多くの人がIELTS講座がある英会話スクールで対策してるのが現実です。
IELTS7.0は独学で可能か?
IELTS7.0を独学で取得しようと思っている方もいますが、僕の経験から言うと7.0は独学だけでは相当難しいです・・・
オーストラリア留学時代に一緒に寮で生活していたインド人の友達さえ、7.0は難しいと言っていたので、日本人で独学で7.0を取得している人はほとんどいないです。
海外留学や移住にどうしてもスコアが必要な人は、IELTS対策講座があるスクールで勉強するのが効率がいいです。
まとめ
IELTS7.0についてご紹介しました。まだまだIELTSのBand Scoreが6.0以下の方には、下記の記事でまずは6.5を目指してみてください。
関連記事:IELTS 6.5を取得した勉強方法のコツを全公開
関連記事:IELTS 9.0の実力は?ネイティブでも取れない?難易度解説
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