「IELTSのライティング対策を独学でやろうと思ったけど、なかなかスコアが伸びない・・・」
僕もオーストラリアに留学する前はライティングスコアが伸びなくて留学いけるか不安でした・・・
この記事ではIELTS6.5を取得した僕が実践しライティング対策と勉強方法を紹介していきます!
ライティングは独学である程度のスコアまでは伸ばせますが、「添削」をプロにしてもらって、何が問題でどう改善すべきなのかを知ると一気にスコアが伸びます。
僕は独学でIELTS6.5までスコアを上げれましたが、やはり半年の期間は必要でした。(その時の僕の英語力はTOEIC870点ぐらい)
まずはIELTSのライティング対策のコツを理解してから、添削サービスに申し込むか独学で勉強していくかを決めたらいいと思います。
IELTSのおすすめ添削サービス
(すぐにスコアアップしたい方は必須)
・PROGRIT(無料の英語コーチングでIELTSの課題を発見)
・ ベストテイチャー(ライティングとスピーキング両方の対策)
IELTS Writingタスクの「内容」「文字数」「時間」について
IELTSライティティングセクションはTask1とTask2の2つのセクションで構成されています。
それぞれの内容、必要な文字数、解答時間の目安について確認しておきましょう。
内容 | 文字数 | 時間 | |
IELTS Writing Task1 | 棒グラフ、円グラフなどから情報を読み解き、英文でまとめる。 | 最低150文以上 | 約20分 |
IELTS Writing Task2 | 社会問題について賛否を問う議論や、メリットデメリットを比較して自分の意見をまとめる。 | 最低250文字以上 | 約40分 |
IELTSライティングの採点基準を理解しておくのは必須
IELTSライティングのスコアが伸び悩んでいる人でよくあるのが、「採点基準を知らない・・・」ということです。
採点基準を知らないのは、何をすれば得点が上がるのか理解できてないことと同じなので、そりゃ点数も上がりません。
IELTS対策の前に、タスク1とタスク2それぞれの採点基準をしっかり理解しておきましょう!
採点基準を把握してない人は、正直言ってスコアが上がらないですよ・・・
IELTSライティングタスク1の採点基準
IELTSライティングタスク1の採点基準は以下の4つがメインとなります。
- Task Achievement タスクの到達度
- Coherence & Cohesion 論理(内容)の一貫性
- Lexical Resource 語彙力
- Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確性
IELTSライティングタスク2の採点基準
IELTSライティングタスク2の採点基準は下記の4つとなります。タスク1とは、Task Responseというポイントが違ってきます。
- Task Response 質問に適切に答えられているか
- Coherence & Cohesion 論理(内容)の一貫性
- Lexical Resource 語彙力
- Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確性
IELTSのライティングは独学で可能か?
「IELTSのライティングは独学でスコアアップできますか?」とよく聞かれるんですが、1年〜2年の時間を取って対策する時間がある方は独学でも可能性があります。
しかし、海外留学などですぐに希望スコアが必要な人はIELTSの添削サービスを申し込んで、対策方法をプロから教えてもらった方がいいです。
ライティングは自分で修正箇所を見つけることが難しいので、第三者の客観的な視点からアドバイスもらうことが一番効率よくスコアアップできるよ!
IELTSライティングのおすすめ添削サービス
英語の添削をしてくれるネイティブスピーカーの知り合いや友達なんてそんないませんよね?
そういう時は、オンラインから申し込める英文添削サービスを利用するのがおすすめです。
PROGRIT
【PROGRIT】プロのコーチがIELTSのライティングの課題をカウンセリングで発見してくれて、目標のスコア取得のために何が必要かをタスクとして出してくれます。
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PROGRITのプロコーチは本当にレベルが別格なので、無料体験でなぜIELTSライティングスコアが伸びないのかを知ってください。
ベストティーチャー
ベストティーチャーはオンライン英会話のサービスですが、スピーキングだけではなくライティング練習もできるのが他のオンライン英会話との違う点です。
IELTSのライティングとスピーキング両方の対策をしたい人は、ベストティチャーで学ぶのはとても効率が良いです。
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英文添削サービス「アイディー 」
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日本人の英語講師かネイティブスピーカーのどちらに添削して欲しいか選択でき、添削の際にコメントをもらうこともできます。
IELTSやTOEFLなどの英語のアカデミックライティングが必要とされる英文のチェックも行なってもらえます。
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IELTS Writing Task1対策のコツ
IELTS Writing Task1はグラフやチャートの読み取り問題です。
どのような点について対策しておくといいのか、コツを紹介します。
客観的な視点で書く
IELTSライティングセクションのTask1では客観性が求められます。それゆえ、I thinkやIn my opinionのような個人の意見を表す表現は減点対象となります。
グラフや表の理解
IELTS Task1では、グラフや表について説明をする必要があります。
説明のためには、グラフや表が何を表しているのか?を理解することがまず大切です。
テンプレートを暗記する
IELTS Task1には、ある程度決まった解答形式があります。
テンプレートを勉強しておくことで、そのテンプレートに情報を追加することで、時間を短縮して英文作成が出来ます。
IELTSの問題集には模範解答が書かれているので、そういう英文を暗記して自分の物にするとスコアが上がります!
サマリー力
150文字以上で内容をまとめて、英文にする能力が求められます。
時間が合計で20分ほどなので、10分程度で英文の構成を考えて、まとめる力をつけておきましょう。
IELTS Writing Task2対策のコツ
IELTS Writing Task2はWriting Task2よりも難しく時間が長いです。
40分と考えると十分な時間があるように感じますが、きちんとTaskの理解をして、英文の構成を考えると、かなりギリギリまで時間を使ってしまうことになるでしょう。
問題内容のエッセイジャンルを把握する
IELTSのWriting Task2には頻繁に出題されるエッセイジャンルがあります。まずはどんなジャンルの問題なのかを特定することが大切です。
よく出てくるジャンルを一部ご紹介します。
- The environment (環境)
- The arts (芸術)
- Population growth (人口増加)
- Mass media (マスメディア)
- Health (健康)
知っているジャンルが増えれば増えるほど、IELTSのライティングスコアアップに繋がりますよ!
Taskを理解する
「IELTS Writing Task2で点数がなかなか上がらない・・・」と言ってる人の多くが、このTaskの理解ができてない場合が多いです。
単純に自分の意見を説明するだけではなく、設問に書いてある通りに「トピックの背景説明」や「賛成・反対」の根拠を例を使って説明するなど様々なTaskがあります。
テンプレートを活用する
IELTSのライティングで効率的に文章構造を考えて、実際にライティングを行うにはテンプレートを活用することをおすすめします。
テンプレートはある程度柔軟性があるものにしておき、様々なタイプの問題にも対応できるようにしておくと応用が効いて良いでしょう。
IELTSライティングのおすすめ教材・参考書
IELTSのライティング学習におすすめの参考書をご紹介します。ここで紹介している参考書以外にも良書があるので、下記の記事で確認してください。
パーフェクト攻略IELTSライティング 改訂版
パーフェクト攻略IELTSライティング 改訂版は、IELTSのライティング参考書を初めて買う人におすすめの本です。
演習問題が18問ぐらいあるので、どのような点に気をつけながらTask1とTask2を解けばいいのかを理解できるようになります。
実践IELTS技能別問題集ライティング
実践IELTS技能別問題集ライティングは、IELTSのライティングで知っておくとライティングスピードが上がるような使える表現が学べる本です。
Writing for the IELTS
Writing for the IELTSは世界的にIELTSのライティング対策用に使用されている本です。
僕はオーストラリアに留学してから、アカデミックライティングを学ぶための教材として利用していました。
IELTSライティングの勉強方法
IELTSの採点基準や試験内容を理解した後は、アカデミックライティングを学ぶ必要があります。
日本語の論文に自信を持っている人でも、IELTSで求められるのは、英語のアカデミックライティングなので、構成や書き方が全く違います。
このアカデミックライティングがまた難しいんです
日本の公教育では教えることができる先生が少ないので、ほとんどの人は習ったことがないままIELTSのライティング試験で苦労するのをみてきました。
英語のアカデミックライティングを学ぶ
英語のアカデミックライティングは、Introduction(導入)、Body(本文)、Conclusion(結論)の構成で英文を書いていきます。
その中にも、「トピックセンテンス」と呼ばれる一つのパラグラフで主張したい文や、能動態と受動態の分け方など細かいルールがたくさんあります。
詳しくは下記の記事でまとめてあるので、「アカデミックライティングの知識がない・・・」と思った方は、ぜひ一読してください。
関連記事:アカデミックライティングとは?
手書きのライティングに慣れる
IELTSのライティング試験は手書きです。最近はタイピングに慣れている人の方が多いので、いざ手書きになると文字を書くのに時間がかかってしまいます。
IELTS対策のためには、日頃から手書きでライティングの練習をしておくのがいいでしょう。
IELTSに必要な英単語力をつける
IELTSのライティングでスコアアップするには、IELTS試験で役立つ英単語を可能な限り知っておく方が有利です。
まずはIELTS試験に役立つ英単語帳を購入して、単語を覚えていきましょう。
関連記事:IELTSおすすめ単語帳まとめ
IELTSライティングの対策講座があるスクール
IELTS試験は独学ではスコアアップが難しい試験です。IELTS対策講座があるスクールがあるので、ぜひ一度無料体験レッスンで試してみましょう。
シェーン英会話
【シェーン英会話】
シェーン英会話は比較的イギリス人の先生が多く、IELTSの講師の経験がある方もいるので、運が良ければそんな講師からIELTS対策を受講できる可能性があります。
関連記事:シェーン英会話の口コミ・評判まとめ
PlusOnePoint
PlusOnePointは講師がIELTS8.0を取得した日本人講師が教えてくれるオンラインのIELTS対策講座です。通学型のスクールが自分の家の周りにない・・・という方には、このようなオンラインのIELTS対策講座がおすすめ。
PlusOnePointはFacebookでIELTS学習のコミュニティ運営もされているので、まずはコミュニティがどんなものか確認して、納得がいけば講座の申し込みをしてみたらいいでしょう。
公式サイト:日本語で学ぶIELTS【PlusOnePoint】
日本人のIELTSライティングの平均点は何点か?
IELTSの公式サイトによると、日本人のライティングの平均点は5.4です。他の国と比較すると平均点が低いので、日本人はライティングが苦手なのは明らかですね。
IELTSライティングを独学で学びたい人へ
IELTSのライティングを時間がかかってもコストを抑えて学びたい方は、まずはIELTSの単語帳で単語力をつけましょう。
そのあとは、上記で紹介したIELTSの参考書を使って、どんどん問題を解いていくのがいいでしょう。
僕がIELTS6.5を取得した時の対策と勉強方法は、IELTS 6.5を取得した勉強方法のコツを全公開で紹介しています。
IELTS対策の他のセクション対策には、下記の記事でまとめてあるのでぜひ読んでみてください。(僕の実際の勉強方法も公開してるので、参考になるはずです。)
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