「TOEICスコアをアップさせたいけど、リーディングセクションで時間が足りない・・・」と悩んでいる人は数多くいます。
TOEICのリーディングセクションで時間が足りない人は、基礎的な英語の読解力が足りないか、TOEICのパート5からパート7の各対策ができてないのが理由です。
TOEIC970点を取得した僕の経験から、TOEICリーディングセクションのスコアの上げ方を紹介していきます。
TOEICのリーディングセクションは正しい方法で勉強すればスコアは上がるので、やり方を身につけて勉強を開始しましょう。
TOEICリーディングセクションの問題形式
TOEICのリーディングセクションの概要をまずは知っておくことがスコアアップの最低条件です。
同時に目安の時間配分も意識して解答できるようにしていきましょう。
内容 | 問題数 | 時間配分 | |
TOEIC Part5 | 語彙・文法問題 | 30問 | 10分 |
TOEIC Part6 | 長文穴埋め問題(語彙・文法) | 16問 | 10分 |
TOEIC Part7 | 長文読解問題 | 54問題 | 55分 |
TOEICリーディング対策とコツ
TOEICのリーディング対策は、Part5とPart6の文法問題・語彙問題からPart7の長文問題まで対策方法が変わってきます。
TOEIC Part5の対策
TOEIC Part5は基本的には英語の文法問題と考えておいていいです。
TOEIC Part5で一番大事なのが、設問の英文を読まないということです。
設問を読まないことで、解答時間を短縮することができます。
TOEIC Part5で時間を短縮できると、Part7の長文読解にじっくり時間をかけることができます。
TOEIC Part5の対策と勉強方法で詳細な対策方法を紹介してますので、TOEIC Part5が苦手な人は参考にしてください。
TOEIC Part6の対策
TOEIC Part6は、①空所内に入る単語や語句を選ぶものと②適切な文章を選ぶものの2種類があります。
Part6の対策としては、語句と文法対策が必要です。
TOEIC Part7の対策
TOEIC Part7は長文問題の中でも一番難しく、分量が多いパートとなります。
TOEICの中でも、苦手に思ってる人が一番多いのもPart7でしょう。
TOEIC Part7の対策で大事なのは、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプロパッセージト3種類の長文に慣れておくことです。
それぞれ解き方があり、それに慣れてないと時間が足りなくなってしまいます。
Part7の詳しい対策については、TOEIC Part7長文対策の記事を参考に。
TOEIC リーディング時間配分が大切
TOEICのリーディングセクションでは、時間配分が大切。
リーディングセクションで、時間が余る人と足りない人にはスコアに大きな差が出ます。
時間が余る人=TOEIC700点以上取得できる可能性がある人
時間が足りない人=TOEIC600点以下の人
関連記事:TOEICの時間配分を変えるだけで、スコアが劇的に変わる!?
分からない問題は諦める
TOEICのリーディング問題で分からない問題が出てきたときは、時間を区切って諦めることが大切です。この諦めができない人が多く、Part7の問題を全て解答できない人が多いです。
TOEICのリーディングで時間が足りない人の対策は?
TOEICのリーディングPart7の問題途中で終わっていませんか?
リーディングセクションで時間が足りない人は、350点や400点など主に500点以下のスコアの人の特徴です。
そのような方は、基礎的な英単語と英文法の力が身についてないので、Part5とPart6に時間をかけ過ぎです。
TOEICで600点を目指すなら、まずはPart7の全ての問題を解答できる時間配分で問題を解くようにしてください。
TOEICリーディングの勉強方法
TOEICのリーディングセクションでスコアを上げるために必要な勉強方法を紹介します。
英単語力を上げる
TOEICのリーディングセクションのスコアを上げるには、TOEIC頻出の単語を覚えておく必要があります。
分からない単語があって、問題の解答が進められず、無駄な時間を消費していませんか?
単語力が上がると、リーディングスピードも早くなります!
関連記事:TOEICおすすめ単語帳まとめ
英文法の理解を深める
TOEIC Part5とPart6には英文法を理解してないと解答できない問題が出題されます。
そのような問題は「知っているか知らないか」だけでスコアが変わってきます。
TOEICは大学入試の二次試験のような超難問の英文法の問題は出てきません。
センター試験レベルの英文法の基礎が分かっていれば、大抵の問題は解答できるはずです。
下記の記事で紹介している英文法書とアプリを利用して、毎日少しでも問題を解くのがコツです。
速読力を上げる
TOEICスコアが上がらない人は、リーディングの問題を最後まで解けてない人がほとんどです。
最後まで解答するためには、英文の速読力が必要です。
速読は英語力というよりも、テクニックです。
おすすめの勉強方法は、パラグラフリーディングと呼ばれる、パラグラフの一文目を読んで、内容を理解する方法です。
TOEICリーディングに役立つ参考書と問題集
TOEICのリーディングセクションに役立つ参考書と問題集をまとめました。
関連記事:TOEICリーディングのおすすめ参考書と問題集まとめ
公式問題集
TOEICの問題集で一番オススメなのが、公式問題集です。公式問題集は、TOEIC試験を運営するETSという団体が出版しているので、本番の試験に沿った内容が参考になります。
TOEIC公式問題集の使い方でどのように公式問題集を使ったらいいかを詳しく書いてます。
TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問は、TOEICの模試が3回できるので、900点以上を目指している人は、本番と同様に時間を測って解答するのがベストです。
若干本番よりも難しいと言われている本ですが、900点以上を目指している人には、あまりその差は気にしなくてもいいです。
これぐらいのレベルを解けないと、900点は取得できないので、全問解答する気持ちで臨みましょう。
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディングは、 TOEICの公式問題集よりも若干レベルが高めに作られています。
この問題集で対策をしておくことで、TOEICの本番試験を難しい!と思うこともすくなるなるでしょう。
TOEICリーディングに役立つアプリまとめ
TOEICのリーディングセクションに役立つアプリをまとめました。
おすすめのアプリを数個紹介するので、他のリーディングアプリについては下記の記事でまとめてあります。
参考記事:TOEICリーディングアプリまとめ
スタディサプリENGLISH
スタディサプリENGLISH TOEIC®対策
TOEICのPart1からPart7まで全てのパートを総合的に対策できます。
さすがリクルートが運営しているだけあり、最高の出来となってます。
公式サイト:スタディサプリENGLISH TOEIC®対策
POLYGLOTS
PolyglotsはTOEICリーディングの専用アプリではないのですが、英語のビジネスニュースなどを無料で読み聞きできるアプリです。
音声速度も変更できるので、英語の音読やシャドーイングにも活用できるアプリです。
毎日Polyglotsでビジネスニュースを読むだけでも、読解力が徐々についてきますよ。
TOEICリーディングで満点を取得するには?
TOEICリーディングで満点を取るには、すべての問題に正解する必要はありません。
98問から100問の間で正答すると、リーディングで満点となります。
TOEICのリーディングに関してよくある質問
TOEICのリーディングに関してはよく質問されることをまとめてみました。もしこれを読んでいるあなたが同様に悩んでいるなら、解決方法がわかるかもしれません。
リーディングでどうしても点数が上がらない
TOEICのリーディングでは、Part5、Part6、Part7によって対策が違ってきます。まずはどのPartで点数が取れていないかを把握して、そこを重点的に強化しましょう。
特にPart7の点数が低い人は時間が足りないのが原因です。
リーディングの時間が足らない
Part7で最後まで解答できない人が多い理由は、Part5とPart6の解答時間が長すぎるからです。
特にPart5に関しては、問題を読まずに解答できる問題があるので、そういう問題で時間を稼ぎ、余裕を持ってPart7に臨むのが高得点への鍵。
まとめ
TOEICのリーディング対策と勉強方法についてまとめてみました。TOEICのPart5とPart6に関しては、単語力と文法力をつければある程度は解答スピードが上がります。
Part5とPart6に解答スピードをあげた後は、Part7の問題を全て解答できるようにしていきましょう。Part7の解答率が上がると、リーディングセクションのスコアは一気に伸びていきますよ!
TOEICのリスニング対策と勉強法については、下記のPart1からPart4までの記事も参考になると思います。
- TOEIC Part1(写真問題)の対策と勉強方法まとめ
- TOEIC Part2対策と勉強方法まとめ
- TOEIC Part (パート)3の対策と勉強方法まとめ
- TOEIC Part4の対策と勉強方法まとめ
TOEIC試験をどのように役立てれるかについては下記の記事で紹介してます。