日本語で「湿度」と言いますが、英語では何と表現するのでしょうか。この記事では、「湿度」に関連する基本的な英語表現をまとめて紹介します。英語初心者の方にも分かりやすいように、簡単な例文や発音のヒントも添えました。
日常会話で天気や気候を話題にするときに役立つ表現ばかりです。さっそく見ていきましょう!

日常生活でよく出てくる単語やフレーズなので、ぜひ覚えて日常英会話の表現を増やしておきましょう!
「湿度」って英語でなんて言うの?
まずは「湿度」を英語でどう表現するか確認しましょう。さらに、「湿度が高い」「湿度が低い」を表す言い方や、関連する英単語についても解説します。
humidity(ヒューミディティ)
「湿度」を表す基本の英単語は humidity(ヒューミディティ)です。名詞で、「湿気」「湿度」「湿潤性」という意味を持ちます。日本語の「湿度」と同じく、空気中にどれくらい水分が含まれているかを表す言葉です。humidity は不可算名詞(数えられない名詞)なので、通常 a や複数形の -s は付けずに使います。
発音: humidity は ヒューミディティ のように発音します。アクセントは「ヒューミディティ」のように mi の部分にあります。ゆっくり発音すると「ヒュー(hjuː)-ミ(míd)-ディティ(əti)」という感じです。
humidityの例文
湿度が高いって英語でなんて言うの?
「湿度が高い」は英語でどう言うのでしょうか?実は “湿度が高い” という状況を英語で表すとき、ネイティブスピーカーは名詞の humidity を使うよりも、形容詞の humid(ヒューミッド) を使うことが多いです。humid は「湿度が高い」「湿気の多い」「蒸し暑い」という意味の形容詞です。
たとえば「今日は湿度が高いね」は、“It’s humid today.” と言えば自然な表現になります。「湿度が高いです」を直訳した “The humidity is high.” という言い方も文法的には正しいですが、日常会話ではあまり使われません。簡単に “It’s humid.”(湿気が多いね)と言う方が一般的です。
湿度が高いの例文
湿度が低いって英語でなんて言うの?
反対に「湿度が低い」状態を表す英語も覚えておきましょう。湿度が低い、つまり空気が乾燥している場合、dry(ドライ) という形容詞を使います。dry は「乾いた、乾燥した」という意味で、気候について言うと「湿度が低くカラッとしている」というニュアンスになります。例えば「冬は空気が乾燥しています」は “It’s dry in winter.” と表現できます。
また、「湿度が低いです」をそのまま “The humidity is low.” と言うこともできますが、日常会話では “It’s not humid.”(湿気がないね)と否定文で表現する方が自然な場合もあります。どちらの言い方でも伝わりますので、覚えやすい方を使ってみてください。
湿度が高いの例文
その他の「湿度」に関する表現
蒸し暑い状態や湿気の多さを表す英語は humid 以外にもいくつかあります。状況に応じて次のような形容詞も使ってみましょう。
- muggy – 「蒸し暑い」という意味です。不快なほど暖かく湿度が高い天気を表します。humid とほぼ同じ意味ですが、muggy のほうが「ムッとするような蒸し暑さ」を強調します。
例: It’s muggy today. (今日は蒸し暑いです。) - sticky – 直訳は「ベタベタする」という意味ですが、天気を表すときには「湿度が高く蒸し暑い」という意味になります。湿気で肌がベタつく感じを表現できます。
例: The air feels sticky. (空気がベタベタしています。)
例: We have had sticky summer nights. (蒸し暑い夏の夜が続いています。) - damp – 「湿った」「じめじめした」という意味の形容詞です。damp は湿気が多くて少し冷たいような状態にも使われ、あまり快適ではない湿り気を表します。天気や部屋の状態について「じめじめしている」と言いたいときに使えます。
例: It’s so damp because of the rainy season. (梅雨のせいでとてもじめじめしています。) - hygrometer – 温度計という意味を表す単語です。
例: hygrometer(名詞) = 湿度計
例: thermometer(名詞) = 温度計
これらの表現も状況に合わせて使ってみましょう。特に muggy と sticky は夏の蒸し暑さを表すカジュアルな表現として便利です。
湿度の英語のまとめ
日常生活の中で天気や部屋の環境について話すとき、湿度に関する表現はとてもよく使われます。humidity(湿度)という名詞と humid(湿気の多い)という形容詞を押さえておけば、「蒸し暑いですね」「空気が乾燥しています」といった基本表現ができるようになります。さらに muggy, sticky, damp などニュアンスの違う単語も使い分けられるとかっこいいですね。カビ対策の話題で mold や dehumidifier といった単語も登場しますので、一緒に覚えておきましょう。
蒸し暑い日も英語表現を使って乗り切りましょう!ぜひ今回紹介した表現を参考に、身の回りの湿度について英語で話してみてください。日常会話の幅がぐっと広がるはずです。





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